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連載

一つのテーマを、連続した企画として発信していく「連載」は、KAI-YOU Premiumの目玉コンテンツの一つです。

単発では伝わりづらい長期的視野を見据えたテーマはもちろん、気になる識者や著名人のロングインタビューや、特定のテーマを掘り下げたレポートやレビューなどを発信していきます。

日本のポップカルチャーにおいて、漫画の存在は大きい。

多くの映画やアニメーションなどの映像作品の原作という中心的な役割を担い、長年続く出版不況の中でも漫画のメガヒットは続いている。幼い子どもから、大人にまで、あるいは海外にまで届く射程の広さを漫画は持っている。

そして、主に漫画雑誌という連載媒体をほぼ変えないままに、今、ますます漫画は面白くなっている。

神話をベースにして読み解いた画期的な『HUNTER×HUNTER』批評で話題を読んだ気鋭の書き手・岩永亮祐が、現代の漫画、その物語の構造を解き明かす。

この連載を読めば、あの話題作や人気作がなぜ人を惹きつけるのかを理解することができる!

メジャーアーティスト、声優、プロゲーマー、音楽作家、小説家、VTuber……歌い手の第一線で活躍している人が、こうした領域にチャレンジする事例は多い。「歌い手=プラットフォームにカバー動画を投稿する人」というかつての認識では、追いつかない状況になってきているように思う。先駆者たちの活躍に憧れ、歌い手を志す若者も多い。歌が伸び、大成すれば、上記のようなさまざまな可能性も拓かれるだろう。一方でその競争は年々激化しており、ままならない現実に悩む人も多いのではないだろうか。

ボーカロイド同様ニコニコ動画で広がり、そして世の中へと浸透していった「歌ってみた」。先駆者たちのキャリア観を聞き、若い活動者たちの将来感が少しでも明るくなるような連載を目指す。

本業は音楽家のたなか。彼が目下、音楽以外に打ち込んでいるのはゲームだ。

彼を夢中にさせるゲーム。彼がゲームに夢中になる理由。そして、ゲームをプレイしている最中の彼の頭の中は、どうなっているのか──。

たなかの綴る、ゲームエッセイ。

言語やバックグラウンド、活動の拠点、表現手法にとらわれないアーティストが、国内からも数多く現れている。Superorganismを筆頭に、んoon、Newspeak、YonYon、Moment Joon、Mitski、王舟など、挙げていけばキリがない。

安倍晋三銃撃事件に端を発した旧統一教会問題──オウム以来、これほど“宗教”が取り沙汰された年はなかった。

そんな2022年に邂逅したのは、かたや、幸福の科学2世信者でラッパーというあらゆる意味で異端のItaq。かたや、男性で現代魔女という異端中の異端である音楽家の小松成彰。2人の対話を通した“音楽とスピリチュアル”

聞き手は、ニートtokyoのインタビュアーとしてお馴染みの山田文大。

Photo by K. Mitch Hodge

シンガーソングライターにしてアニソン作家、またある時はバンドマンと、様々な活動スタイルを使い分け、独自のクリエイティブを磨き上げる稀代のヒットソングメイカーにしてエンターテイナー・大石昌良。

そして、超新星の如く現れると瞬く間にシーンを席巻し、前回のゲスト・渋谷ハルをして「化け物」と言わしめるほどに眩い輝きを放つまでに至ったバーチャルYouTuber・壱百満天原サロメ。

これまでも溢れんばかりの“ゲーム実況鑑賞”愛を表明してきた大石昌良のアンテナに彼女の存在がひっかかったのはもはや必然。本物のお嬢様を目指す一般人女性との邂逅に、何を見出すのか──

2018年初頭からブームが続くバーチャルYouTuber(VTuber)シーン。2017年末に流行の序章を迎えていたことを考えれば、バーチャルYouTuberブームの開始から5年を迎えたと言える。この5年の間でVTuberは5万人へと拡大。世界中にVTuberが存在し、世界中にそのファンがいる。VTuberの活動や身体性も多種多様なものになっている。

本連載では、1年を振り返りながらその多様性に迫る試みである。

気鋭のライター・namahogeが横断的に、パラレルな密室を行き来する。

Discordでは一体何が行われ、何が生み出されていくのか。地面に這いつくばって具体的な対象について愚直なまでに微視的にとらえる「虫の目」の視点から、Discordをフィールドワークする。

2020年代、私たちのためのプラットフォームの現在。

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