大石昌良流、幸せな日々の過ごし方

大石昌良　デビュー配信の胃カメラも衝撃でしたけど、サロメ嬢の人気を確立させたのはやっぱり“おバイオ”ですよね。「おハーブ」とかいろんな名言も生まれましたし。

※おハーブ　元はバイオハザードにおける回復アイテムのハーブのこと。何にでも”お”をお付けになるお嬢様言葉遣いが生み出したパワーワードで、「SNS流行語大賞2022」では4位にランクインした

サロメ　名言というか、ただそこにおハーブがあったからおハーブと言っただけですわ～！

大石昌良　それはそうか（笑）。名言がいっぱい生まれて面白かったですけど、サロメイトのみんながこの人を一生推そうというきっかけになったひとつが、『おバイオ8』エンディングでの号泣だと思うんですよ。あれを見て好きにならない人はいないと思う。

サロメ　本当ですか？！ イーサンのお覚悟の強さに思わず泣いてしまったんですけど、自分で見返したら思ったより号泣していてビックリしちゃいましたわ。

大石昌良　確かにドラマでしか見ないタイプの泣き方でしたね（笑）。それを見てすごく素敵だと思ったんですけど、もともと感情移入しがちなんですか？

サロメ　そうですわね、映画を観に行っても泣いてしまいますし。

大石昌良　配信で『うしおととら』の鏢の話をしながら思い出し泣きもしてましたよね？

サロメ　よく見てらっしゃいますわね！ 本当に、友達と話してても泣いちゃうことがあるんです。

大石昌良　お友達とおカフェに行って、感動のシーンを思い出したりして？

サロメ　さすがにお外ですと自制心が働きますのでポロリ……って感じですわよ？ そんな頻繁ではないですけど、自分があのシーンで感動したみたいな話をしていると思い出しポロリしてしまいますわね、恥ずかしい！

大石昌良　でも素敵ですよ。

サロメ　えぇ？！ ただ涙腺が弱いだけじゃないですか？

大石昌良　僕、持論があるんです。サロメ嬢みたいに涙腺が弱い人──感情のバロメータがあるとして、ここまでいったら泣いちゃうというラインが低い人ほど、幸せの沸点が低くて、人生が豊かになるんじゃないかって。

サロメ　確かにそうなのかも！？

大石昌良　それを見てるとこっちも幸せになるし、もらい泣きだってしちゃうんです。

サロメ　そう言ってくださる方いらっしゃるんです！ なんだか嬉しいです。最近は落ち着いてきたんですけど、もう少し年齢が低いときは興奮するだけで涙が出ちゃってたんですよ。「楽しい！」ってなるだけで泣いちゃって、本当に困ってました（笑）。最近は落ち着いてきましたけど、逆に涙もろくなってしまいましたわ。

大石昌良　そもそもホラーは苦手なんですよね？

サロメ　怖いですわね…。

大石昌良　ある程度は使命感みたいなものに駆られてホラーゲーム配信をしてるんですか？

サロメ　ワンチャンやめようかなって思ったこともありましたけどね！ 皆様が待ってくれてるからという気持ちもありましたけど、本当に怖くて、辞めないまでも休憩くらいはさせてもらおうかなって本気で考えてましたわ。でも物語が面白くってやりたい！ってなるんです。

元々ゲームをやるペースが遅くて、間も空きすぎちゃうから途中で辞めちゃうことも多かったんですけど、皆様方と一緒にやっていると一気にできるので、ゲームをちゃんと楽しめている気がしますわ。皆様方に楽しくしてもらってるんだと思います。

大石昌良　見られながらゲームをやるのが性に合ってたんですね。恥ずかしかったりしなかったんですか？

サロメ　最初にすべてをさらけ出しているので、もう恥ずかしがりようがなかったですわね！

大石昌良　一番最初にくさびをうつ方なんですね。今日も最初に「大石さんのことをこれくらい知ってます」と正直に言ってくれましたし、一回全部さらけだすことから始めるタイプというか。

サロメ　確かに、これまでの人生でもそうだったかもしれません。下手に「大石様のご活躍の数々はもちろん存じ上げてます」って言って、わからない話題が出てきて変な感じになっちゃったら嫌ですし、それなら最初に正直に言った方が良いって思うタイプかも！ 大石様、もしかしてメンタリスト？！

大石昌良　（笑）。その方が関係性を築きやすいって面もありますけど、気遣いゆえの振る舞いというのは素敵ですね。

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