Series

連載

一つのテーマを、連続した企画として発信していく「連載」は、KAI-YOU Premiumの目玉コンテンツの一つです。

単発では伝わりづらい長期的視野を見据えたテーマはもちろん、気になる識者や著名人のロングインタビューや、特定のテーマを掘り下げたレポートやレビューなどを発信していきます。

ラッパーとYouTuberという存在を横断し、越境し、アンダーグラウンドから絶大な支持を集めるSILENT KILLA JOINT。

2017年に傷害事件で逮捕され、2年半の懲役刑という空白の期間──彼が服役する前に残したいくつもの種はインターネット上の音源/MVとして残り、それに触発され、リスペクトを送るラッパーは少なくない。

なによりも特筆するべきは、彼が不在だったその2年半の間に「ヒップホップ」も「YouTube」も日本で爆発的なプロップスを獲得し、発展を遂げたことだ。

本インタビューでは「SILENT KILLA JOINT」のこれまで語られなかった彼の独自すぎる経験、そして期せずして「先行者」となった彼の胸中を前後編に分けて深掘りしていく。

「自分を愛し、人生を楽しめ」

一貫してそう説き続け、手本を示すようにその活動のすべてを楽しみつくす「九条林檎」が見据える覇道の先とは?

「バーチャル蠱毒」ともいわれた苛烈な「最強バーチャルタレントオーディション~極~」を勝ち抜き、生き残る彼女が見てきたバーチャルの風景をいまここで振り返る。独自の哲学を展開しながらVRと戯れる、VTuberシーンに毅然と挑む彼女の強かさは、やがて一過性のバズでは獲得しえない熱狂的な信望を集めていく。

クリエイターとして、バーチャルタレントとして、九条林檎として、気丈な振る舞いを貫く孤高の吸血鬼の美学、コンテンツ論に迫る。

アニソンシンガー・オーイシマサヨシとしての顔も持ち、作詞・作曲家としても活躍を広げる大石昌良さんと様々なゲストによる対談連載「音楽にも物語を」。

かねてから度々名前のあがっていたクリエイター・堀江晶太が満をじして登場。タイプの異なる2人が、クリエイターを取り巻く環境について率直に言葉を交わす。

2019年1月29日、ラストライブの「葬式」で華々しく最期を飾った「ぼくのりりっくのぼうよみ」(以下ぼくりり)。辞職後の現在は「たなか」名義で、さまざまな分野で活動する彼が、ぼくりり”辞職”から1年たった今、何を思い、そしてこれからどこへ向かおうとしているのか。高校生の時のメジャーデビューから今までの彼の過去、現在、そして未来について余すことなく語る。

e-Sportsの台頭や配信サービスの充実化、ソーシャルゲームの隆盛──エンターテイメント産業において、近年のゲームの活躍はめざましいものがある。

そしして、人はゲームを「上手くなりたい」「強くなりたい」「もっと楽しみたい」と思う。ゲームが流行れば流行るだけ、その攻略情報は価値あるものとなっていく。

「ゲーム攻略サイト」というインターネット黎明期から存在したサイトが、IT業界のバズワードとなって久しい。

今後さらにゲームは発展していくだろう。そうなった時、我々はどのようにして、ゲームを取り巻く状況環境と付き合っていけばよいのだろうか?

ラッパーになるか、ヤクザになるか 結成前夜のすべて
完結済(全4本)

舐達麻の生態系

今もっとも“リアルなラッパー”との呼び声も高い舐達麻。近年、シーンを揺るがす存在として頭角を現したヒップホップクルーだ。

オールドスクールスタイルを踏まえつつもジャジーなビートにのせたそれぞれのリリックが、3人のメンバーのオンビートとオフビートでのフロウによって胸に突き刺さる。

これまで詳細に語られることのなかった舐達麻の誕生秘話とその全容。そして、彼らの思想、言葉への向き合い方、生き様について紐解いていく。

  1. 1
  2. ...
  3. 5
  4. 6
  5. 7
  6. ...
  7. 9