「同人音楽の歩み」序章 その環境と即売会について

「同人音楽の歩み」序章 その環境と即売会について

僕が子供の頃、オリコンは神様だった。 毎週、ランキングの上から下まで、最低でも5位、できれば15位以内までは暗記してから学校にいった。僕はそれほど音楽に興味がない子供だったから「話題づくり」のためだけにCDを買ったり借りたりするのは苦痛でしか…

同人音楽には、音楽のありうる未来が示されている

同人音楽には、音楽のありうる未来が示されている

この連載では、同人音楽をはじめとする、広くは知られていないけれど、もしかしたらすごく新しいかもしれない音楽実践を紹介していきたい。 ここでは一般に広まっている同人(音楽)に関する「誤解」を解くこともするだろうし、サークルや人の「オススメ…

DTMが同人にもたらした変化 電子音楽の“思想“を紐解く

DTMが同人にもたらした変化 電子音楽の“思想“を紐解く

同人音楽文化を花開かせた立役者「DTM(デスクトップ・ミュージック)」が、「同人音楽」の何を変えたのか。 なぜDTMなのか。 それは、DTMが同人音楽の様々な文化、そして多様な楽曲ジャンルを“またいで利用される”システムだからだ。…

アレンジカルチャーの可能性、群れとしての同人音楽

アレンジカルチャーの可能性、群れとしての同人音楽

今回から、同人音楽の「音楽」について書いていこう。 同人音楽の「同人」部分、文化としての同人音楽やその根幹を成す「DTM」(デスクトップ・ミュージック)についてはこれまでに述べてきた。 普通のCDショップなどで容易に手に入れられない同人…

同人音楽の中の民族音楽

同人音楽の中の民族音楽

同人音楽を様々な観点からめぐる連載「新世紀の音楽たちへ」。 今回は「民族音楽」について。実は、同人音楽と民族音楽には少しユニークなつながりがある。 ニコニコ動画やYouTubeの音楽関連のタグで、よく「民族音楽」という言葉を見かける。音楽…

ゲーム音楽が、同人音楽と民族音楽を繋いだ

ゲーム音楽が、同人音楽と民族音楽を繋いだ

さて今回は「民族音楽と同人音楽」の続編。 ゲーム音楽について触れていきます。待ってました! という声も聞こえそうだし、なんじゃそりゃ、の声も聞こえそうな気がします。みなさまはどちらでしょうか。というかいままでですます体でしたでしょうか…

インターネット文化としての同人音楽

インターネット文化としての同人音楽

さて、次回は、同人音楽を含むもっと大きく「音楽」の問題について、ポピュラー音楽研究の日高良祐さんにバトンタッチしてうかがいます。新世紀の音楽たちへ 第5回「ゲーム音楽が、同人音楽と民族音楽を繋いだ」 前回の記事で安倉儀たたたさんからバト…

インターネットが拡張する声の劇空間 「ボイスドラマ」という文化

インターネットが拡張する声の劇空間 「ボイスドラマ」という文化

前回、ポピュラー音楽研究の日高良祐さんに、インターネット(オタク)文化としての同人音楽の歩みを紐解いてもらいました。 今回、日高さんの論を引き継ぎつつ、もう少し違った論点から「インターネットと同人音楽」について書いてみよう、と企んで…

ボイスドラマの変化と『即売会』の役割

ボイスドラマの変化と『即売会』の役割

前回はインターネットのボイスチャットサービスやLIVE配信サービスを用いて即興的なかけあいをする「声劇」文化を紹介しました。 今回は台本をつくりSEやBGMを入れて制作される「同人ボイドラ」の文化を紹介していこうと思います。 前回も少し触れまし…