2023年のVTuberシーンを振り返る
2018年初頭からブームが続くVTuberシーン。すでに日本だけのムーブメントだけではなく、世界中にそのカルチャーは広まりつつある。
韓国やタイなどは、国を代表するVTuberが誕生している。他方で、日本のVTuberをグローバル化させるためには、どのような課題があるのか。
海外の動向を見守り続けてきた識者が、この1年を振り返って考える。
連載
一つのテーマを、連続した企画として発信していく「連載」は、KAI-YOU Premiumの目玉コンテンツの一つです。
単発では伝わりづらい長期的視野を見据えたテーマはもちろん、気になる識者や著名人のロングインタビューや、特定のテーマを掘り下げたレポートやレビューなどを発信していきます。
2018年初頭からブームが続くVTuberシーン。すでに日本だけのムーブメントだけではなく、世界中にそのカルチャーは広まりつつある。
韓国やタイなどは、国を代表するVTuberが誕生している。他方で、日本のVTuberをグローバル化させるためには、どのような課題があるのか。
海外の動向を見守り続けてきた識者が、この1年を振り返って考える。
1980年代に日本にもたらされ、以来根強く遊び続けられてきた「TRPG」。古典とも言えるこの遊びは、今、配信カルチャーと結びつき新たな節目を迎えようとしている。
オンライン環境の変化、VTuberの参戦、アナログゲームの筆頭だった「TRPG」に、インターネットで何が巻き起こっているのか?
ポケモンカードがバブルだ。その目覚ましい成長は、2022年、成長目覚ましい国内玩具市場においてTCGが売上No.1を叩き出したように、トレーディングカードゲーム全体を牽引している。
一方で、レアカードの価格が高騰し、転売ヤーや「ポケカ投資家」なる者らが跋扈。今や、「ポケカ」はそれを巡ってたびたび窃盗や暴行事件などに発展する社会現象となっている。もはや犯罪行為も横行するトレカ界隈の闇に迫る──。
いまテレビで引っ張りだことなっているお笑いコンビ・宮下草薙。そのツッコミ担当である宮下兼史鷹が、超がつくほどの「おもちゃ狂」であることはあまり知られていない。
編集部も圧倒された宮下のおもちゃ愛と知識、そこに垣間見える芸人としての日常を語り下ろす。
ラッパーからバー経営・プロデューサーへ転身したRYUZO。
『ラップスタア誕生』生みの親としても知られる彼の、胸の内とは──
ユーザーローカル提供の「生放送リアルタイムランキング」を元に、日本のインターネットの1週間の動きを多角的に紹介する「Weekly HOT Streaming」。政治ニュース、ゲームの大会、アイドルのライブ、VTuberの配信………様々なジャンルの話題が飛び出すこの連載を読めば、あなたもきっとインターネットの多様性と面白さに改めて気づくはずだ。
なお、ランキングの仕様上、国外の配信の情報が入ったり、カウントされていない配信もあるだろうが、その点は何卒ご容赦を。
今、トレーディングカードゲーム業界に何が起こっているのか? メディアを賑わす「ポケモンカードゲーム」を筆頭に熱狂的なブームの続いているTCGは、国内玩具業界における売上No.1を叩き出している。
後発の「ONE PIECEカードゲーム」などの勢いもさることながら、新カード発表のたびにトレンドを賑わす「遊戯王OCG」や、リリースから現在に至るまでキッズの心を掴み続ける「デュエル・マスターズ」、世界最古のTCG「マジック:ザ・ギャザリング」まで様々なタイトルがしのぎを削っている。
アート分野に突如現れた反逆児、画像生成AI。DALL·E 2、Midjourney、Stable Diffusionといった生成系AIの発展と、一体どのように向き合うべきか?
これは現代のイラストレーターにとって避けては通れない大きな課題と言えるだろう。
SNSを中心に、AI技術と創作の交点に発生する技術的な課題、倫理的あるいは法的な問題など、多角的な観点からクリエイター達の意見がぶつかり合っており、まさに混沌とした状況が広がっている。
そのような状況下で、常に最新技術を自身の創作活動に取り入れ、独自のアートを追求し続けているイラストレーター・redjuiceさんにインタビューを行った。同氏は早くからAIソフトを使用してイラストを制作していた一方で、そこには技術的可能性と同時に、受け入れがたい違和感も混ざり合っていたと言う。
本インタビューを通じて、AIとアートがどのように共存可能なのか、そしてその先に広がる未来は何なのか——その手がかりを探る。