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連載

一つのテーマを、連続した企画として発信していく「連載」は、KAI-YOU Premiumの目玉コンテンツの一つです。

単発では伝わりづらい長期的視野を見据えたテーマはもちろん、気になる識者や著名人のロングインタビューや、特定のテーマを掘り下げたレポートやレビューなどを発信していきます。

『ドーン』『私とは何か 「個人」から「分人」へ』で分人主義──様々な「分人」の総体として捉える考え方を提唱した平野啓一郎。スマホ向けメタバース「REALITY」の運営、バーチャルタレントをプロデュースするREALITY株式会社代表のDJ RIO。

バーチャルYouTuberやアバターについて考える時に分人主義は避けて通れない。アバターをまとう時、実空間とは異なる自分──分人として我々は仮想空間で時を過ごす。アバターと分人主義を密接に絡めた平野の最新作『本心』をたたき台とした2人の対談は、いずれ来たるべき──既に訪れているアバター社会の姿を照らし出す。

若手世代を率いる人気芸人であり、音楽家としてもデビューした霜降り明星・粗品。「天才」の呼び声高く、今お笑いと音楽という2つの道を本気で歩み始めた彼が、かねてから尊敬する音楽家として公言していたのが大石昌良だった。

音楽家であり歌手であり、アニソンシンガー「オーイシマサヨシ」としての顔を持ち、近年ではMC業でも活躍する多彩な大石昌良が、粗品と初の対談。音楽について、ボカロについて、お笑いについて、言葉を交わす。

2008年の音楽家デビュー作にして大ヒット作となったTVアニメ『けいおん!』の楽曲を手がけ、その後、自身のアーティスト活動「OxT」「MYTH & ROID」という2つのユニットでアーティストデビュー。同時に、企業家として現在では4つの会社の経営者でもあるTom-H@ck。

彼が、気になるWebサービスの現場を訪問。サービスを深掘りしつつ、経営者として、クリエイターとして、疑問やアイデアをぶつけていく。

渋谷を拠点にした老舗クラブ・clubasia。コロナ禍にあって、系列のVUENOS、Glad、LOUNGE NEOという3店舗は閉店。clubasiaは存続支援のクラウドファンディングでも約4000万円を集め、現在も緊急事態宣言と折り合いをつけながらオープンしている。

一方で、VRChat上で無料開催されている仮想空間クラブ「GHOSTCLUB」も注目を集め始めている。トラックメイカーでもある0b4k3(オバケ)さんの主宰するこの空間では、毎週金曜、思い思いのアバターに身を包んだギークたちが集まって音楽を楽しんでいる。

実空間と仮想空間、それぞれにお店を構えるクラブ店長たちが、現状について意見を交わす。

2020年末にはLiSAの「炎」がレコード大賞を受賞するなど、今なお大きな変化の最中にありかつてない熱気を見せるアニソンシーン。そして、そのすぐ近くで、すべてを過去にするほどのスピードで発展し、だれもが目を背けることのできない規模にまで成長したバーチャルYouTuber(VTuber)カルチャー。

音楽家・大石昌良と、バーチャルカルチャーのサブカル委員長こと月ノ美兎が、今邂逅する。

その男の名は「韻マン」。韻を愛し、韻を踏むことのみにこだわってきた。時に批判にさらされながらも、こだわりだけを貫き通すことで、自身の存在を徐々に認めさせていった。

そして、2020年からは音楽活動を本格化。抜群のリズム感や抜け感のあるリリックは耳心地が良く、現在、新世代のラッパーとして注目を集める1人だ。

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