Series

連載

一つのテーマを、連続した企画として発信していく「連載」は、KAI-YOU Premiumの目玉コンテンツの一つです。

単発では伝わりづらい長期的視野を見据えたテーマはもちろん、気になる識者や著名人のロングインタビューや、特定のテーマを掘り下げたレポートやレビューなどを発信していきます。

2016年に立ち上げられ、19年には法人化。WebメディアやYouTubeを通じてクイズの魅力や「知ることの楽しさ」を発信してきたQuizKnock(以下、クイズノック)。

知られざる「競技クイズ」と「現代の教養」について、クイズ王に問う。

ファッションやアート、大衆音楽、あるいは政治にまで影響を与えるまでに成長した現代のストリートカルチャー。特に10代や20代の若者にとって、その声を代弁するかのような表現を行うヒップホップのアーティストやミュージシャンの影響力は日に日に増していっている。

世界中を席巻するストリートカルチャー、ヒップホップの魅力とはどこにあるのか、今何がユースたちの間で巻き起こっているのか?

この連載では、自身もアーティストとして活動する東大卒/ネットシーンの発ラッパー・RAqさんが、日本国内で生活する中ではなかなか分かりづらい、深い文脈を持つ海外アーティストたちの「リリック」に焦点を当て、解読。

1人のアーティストの思想を知ることは、シーンを読み解くヒントとなり、そして「世界で何が起こっているのか」を知ることにも繋がっていく。

シンガーソングライターにしてアニソン作家、またある時はバンドマンと、様々な活動スタイルを使い分け、独自のクリエイティブを磨き上げる稀代のヒットソングメイカーにしてエンターテイナー・大石昌良。

そして、超新星の如く現れると瞬く間にシーンを席巻し、前回のゲスト・渋谷ハルをして「化け物」と言わしめるほどに眩い輝きを放つまでに至ったバーチャルYouTuber・壱百満天原サロメ。

これまでも溢れんばかりの“ゲーム実況鑑賞”愛を表明してきた大石昌良のアンテナに彼女の存在がひっかかったのはもはや必然。本物のお嬢様を目指す一般人女性との邂逅に、何を見出すのか──

2018年初頭からブームが続くバーチャルYouTuber(VTuber)シーン。2017年末に流行の序章を迎えていたことを考えれば、バーチャルYouTuberブームの開始から5年を迎えたと言える。この5年の間でVTuberは5万人へと拡大。世界中にVTuberが存在し、世界中にそのファンがいる。VTuberの活動や身体性も多種多様なものになっている。

本連載では、1年を振り返りながらその多様性に迫る試みである。

k4senとボドカ。人気ストリーマーである2人の出会いは10年以上前の「CoD」コミュニティにある。

今では互いに人気ストリーマーとなった2人の視点から、日々高まりを見せる日本でのFPSのコミュニティの立ち位置、変わり続けるストリーマーを取り巻く環境を紐解く。

今、バーチャルシーンで最もヒップホップシーンに近いVTuber・オシャレになりたい!ピーナッツくん。反対にヒップホップからバーチャルに最も近いラッパー・Kamui。

シーンにおける「フィクサー」だと互いに認めあった前編では、二人がコラボした『YC2.5』の制作裏話から、サイバーパンク的世界観への見解、両者が共有する「シティ」という舞台設定、東京という街……と様々な話題について語り合ってもらった。

バーチャルからリアルへ、リアルからバーチャルへと横断する2人と対話は、人生を賭けて表現を行ってきた2人にしか見えない景色そのものとなった。

今からちょうど10年前、練馬から「悪党の詩」が叫ばれた。「悪党が奏でるこの歌が/全土にばら撒かれ」た結果、2022年、一人の悪党が立派に育ってその背中に追いついた。

練馬を代表する男の名前はD.O。彼に憧れて不良の道からヒップホップの道に歩みを進めてきたのはRed Eye。

立会人は、両者をよく知る漢 a.k.a. GAMI。これは、継承の物語である──

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. ...
  5. 9