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連載

一つのテーマを、連続した企画として発信していく「連載」は、KAI-YOU Premiumの目玉コンテンツの一つです。

単発では伝わりづらい長期的視野を見据えたテーマはもちろん、気になる識者や著名人のロングインタビューや、特定のテーマを掘り下げたレポートやレビューなどを発信していきます。

いまや国内だけでなく世界で放送・配信されている日本のアニメーション。TwitterなどのSNSをはじめ、インターネット上ではアニメの様々な側面が語られている。しかし、その多くは断片的で「なぜそのように語られるのか?」「なぜ話題なのか?」といった背景を、ネット上の盛り上がりから把握するのは難しいと言わざるを得ない。

アニメを取り巻く環境の中から「もっとアニメを深く楽しめる」切り口をピックアップ。アニメジャーナリスト・数土直志が、歴史や背景、国内外での評価の違いなど様々な視点から、アニメを楽しく観るために必要な事象を解説していく。

2021年よりITトレンドとなり、クリエイターの新たな収益モデルとして期待が寄せられる「NFT」。しかしその一方で、NFTの本質的な“価値“については、いまだ疑問の声も多い。

NFTがカルチャーにもたらすのは、果たして“希望”なのだろうか?“絶望”なのだろうか?

かつてニコニコ動画で一斉を風靡したボーカロイドの文化。

「歌ってみた」や「踊ってみた」等の音楽の同人・二次創作だけでなく、そのキャラクター性を用いた創作群は小説になり、ゲームとなり、様々な商業的なエンターテイメントをもたらした。

一時は「衰退論」が囁かれたものの、才能あるクリエイターの存在は潰えなかった。現在は主戦場となるプラットフォームを移し、YouTubeやTikTokでさらに新しい才能が登場し、さらに裾野を拡大し続けている。

ボカロPとしてキャリアを積んでから、J-POPシーンの勢力図を塗り替えるようなアーティストの存在も当たり前の状況となった。私たちは、”ボカロ以後”の音楽を聴いている。

このような状況の変化とボカロ文化のさらなる成長と発展について、本連載ではボカロ文化を下支えしてきたキーマンたちに取材。ボカロ文化とは何だったのか。そして今後はどのようなシーンを形成していくのか。

アニメや漫画、音楽、特撮……ポップカルチャーは市場で独自の体系をもって進化・発展し続けている。

では、それらはアカデミア、学術研究の場においては、どのように学ばれ、研究されているのか。

KAI-YOU大学では、実際に教鞭を執る講師の方々をお迎えして、学問の場における「ポップカルチャー」を紐解きながら、実際の講義内容などを紹介する。

日本のニコニコ動画(現在の「niconico」)文化に大いに影響を与えられているという、中国の大手動画配信サービス「bilibili」(ビリビリ)。ユーザーがコンテンツを投稿するCGMサービスとして、中国で大きな存在感を持つに至っていることはご存知の通りだ。

そして近年、この「bilibili」から、日本人クリエイターの中国進出も始まっている。その筆頭がバーチャルYouTuberだろう。中国で「虚拟主播」と呼ばれるVTuberの目を通して見る、ビリビリカルチャー・中国のポップカルチャーとは。

Photo by Shubham Dhage on Unsplash

山形のじいちゃんがKID FRESINOで泣いた話 ゲスト:岩壁音楽祭 上田昌輝&後藤桂太郎
連載中(6本)

KAI-YOU Podcast

アニメや漫画、ゲームから、文芸、音楽、映画、ストリートカルチャーまで、「ポップ」を独自に定義するカルチャーメディア「KAI-YOU」が、取材を通して出会った様々な方々をお招きして雑談を行うトーク番組。

誰もが組み込まれるようになったインターネットという広大なネットワークの海には、濃淡が存在する。ダークウェブまで潜らなくても、明るい場所もあれば、すぐそこに暗い闇も広がっている。

普段、スポットの当たることのない場所に光を当て、“正しい”インターネットとの向き合い方を考える。

「インターネットカルチャー」とは常に著作権侵害と共にあった。著作権侵害と隣接する領域から生まれた文化が商業コンテンツに影響を与えた例は数多く存在している。

インターネットとビデオゲーム、その暗部。グレーゾーンではどのような文化が営まれていたのか明らかにする。

Photo by Lorenzo Herrera on Unsplash

2008年の音楽家デビュー作にして大ヒット作となったTVアニメ『けいおん!』の楽曲を手がけ、その後、自身のアーティスト活動「OxT」「MYTH & ROID」という2つのユニットでアーティストデビュー。同時に、企業家として現在では4つの会社の経営者でもあるTom-H@ck。

彼が、気になるWebサービスの現場を訪問。サービスを深掘りしつつ、経営者として、クリエイターとして、疑問やアイデアをぶつけていく。

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