VTuberへの“進化”と、アニソンシンガーへの“脱皮”──ファンとの向き合い方とその変化
2024.08.14
複雑な音楽理論はもちろん、譜面を理解するための“コード”進行であっても、素人には敷居が高い。
知れば音楽をより楽しめる。噛み砕いて咀嚼して、発信することの功績。
インターネットの表舞台で活動する、音楽クリエイターの大石昌良さん。かたや、インターネットのスラム街に長く根を張ってきたゆゆうたさん。
意外な組み合わせかもしれないが、その邂逅は必然だった。
光の舞台に引っ張り上げられつつあるゆゆうたさん、そのきっかけは他ならぬ大石昌良その人だったことが語られた前回。
インターネットに大きな波紋を呼んだ2人の出会いは、さらにディープな話に拍車をかける。商業クリエイターにとって、触れることがある種の禁忌となっている「イキスギコード」の存在、その功績について。
ホスト:大石昌良 ゲスト:ゆゆうた 取材・執筆:オグマフミヤ 撮影:I.ITO 編集:新見直
目次
- 独自の配信スタイルのルーツ
- 誰も表立っては触れない、ゆゆうたの功績
- バズるネットの人気者の法則
──新時代のインターネットサクセスストーリーを駆け上がりつつあるゆゆうたさんですが、大石さんによる紹介はじめ、光の方に引き上げられて浄化されてきている、というお話でした。
大石 浄化されてる感はどこかに表れてるのかな?
ゆゆうた 配信のコメント欄を見てると、子どもたちが増えてるんです。
データとしても表れているんですけど、そもそもコメントの感じがキッズっぽいんですよ。
これまではスラム街ならではの毒味溢れるコメント欄だったんですが、だんだん中和されてきました。
大石 いわゆる「ゆゆうたキッズ」が増えて、うたのおにいさんみたいになっちゃってるんだ(笑)。
ゆゆうた そうなんですかね? でも、歌ってる歌はまだ汚いんですよ。僕自身、浄化はされても、まっさらになるまで綺麗になるのは違うと思っているので。
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