

AV女優やコラムニストとして活躍する戸田真琴さんをホストに、各界からゲストを招いてトークする音声番組がスタート。
戸田真琴さんは、「KAI-YOU.net」での映画コラム連載で文筆家としてデビューを果たす。表現豊かなブログやコラムが人気を博し、現在は雑誌『TVBros.』や映画パンフレットにも寄稿するなど、その活躍の場所を広げている。

音声対談の第1回は、漫画家の押切蓮介さんが登場。
戸田真琴さんもコラムで『ミスミソウ』映画版について執筆したり、以前より押切作品のファンを公言したりするなど、最も会いたい人の1人だった。
押切作品の魅力はもちろん、お互いの創作感や裏話まで、たっぷり語り合っていただいた。全4回に分けてお届けする。
※この音声対談は、2018年6月26日に収録されたものです
Vol.1「創作の根底にある“怒り”」目次
・映画『ミスミソウ』と、戸田真琴さんお気に入りの『焔の眼』をめぐって
・戸田真琴「ミスミソウはマンガの表現として最高。良質な映画を観ている時に似ている」
・押切蓮介「ぼくのなかでは映画に対するリスペクトが昔からあった」
・ラストシーンの「静かな絶望感」について
・押切蓮介作品のラストシーンは、なぜかいつも……。
・押切蓮介「戸田さんは、ちょろいですね!(笑)」
・戸田真琴「私がシン・ゴジラを観たくなる時があるんです」
・『焔の眼』はどうやって生まれた?着想はあの作品だった
・押切蓮介作品の根底にあるのは「怒り」
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戸田真琴×押切蓮介 対談
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