


激情をぶちまける魂の乗った言葉と、それを混じりっけなく伝える画面の力で、ネットを中心に大きな反響を呼んだ漫画『マイ・ブロークン・マリコ』。「COMIC BRIDGE」での第1話発表後すぐに話題となり、最新話が更新されるたびにトレンド入り。単行本(全1巻)は発売直後から即重版が決定し、先日の『TV Bros.』によるブロスコミックアワード2020では大賞を受賞した。今回はその作者である平庫ワカにインタビューを行った。
『マイ・ブロークン・マリコ』のみならず、他の既存作品、また現在執筆中の作品にも言及しながら、作家性を深く掘り下げていく。
絵や言葉とどのように向き合っているのか。影響を受けた作家や作品は。そして作品でフォーカスしてきた社会のさまざまな課題に対して何を思うのか。濃密なインタビューを前後編に分けてお送りする。
取材・構成:ヒラギノ游ゴ 構成補助:赤井大祐 企画・編集:和田拓也 取材協力:KADOKAWA、COMIC BRIDGE 編集部
目次
- 怒りは生命力の表れ、生命力は希望
- 描いたものは、いつも後から描き直したくなる
- マリコの次は”生きた相手がいる”物語を
- 「無自覚に物を描く」を、いつものやり方にしちゃいけない
怒りは生命力の表れ、生命力は希望
──『マイ・ブロークン・マリコ』がこれだけ注目を浴びた理由を、ご自身はどう分析されていますか?
平庫ワカ(以下、平庫) (読者からもらった)感想の中でなるほどと思ったのは、女性が社会的に追い詰められる状況に対しての怒りへの共感が大きかったのではないかということです。
虐待や機能不全家族、若者の自殺──今言語化されるべきこれらの問題みたいなものと、作品で扱っているテーマが合っていたんだろうなとも思います。
──『マイ・ブロークン・マリコ』、そしてその単行本に収録されている『YISKA―イーサカ―』、今年8月に発表された『ホット アンド コールドスロー』と、平庫さんの作品には一貫して、それぞれのキャラクターの個人史に終始するのではなく、その背景にある社会構造に目が向いているのを感じます。
平庫 ありがとうございます。でも、こういうふうになったのは本当につい最近なんです。長年世の中のことをちゃんと考えないようにしてきて。けど、年齢も年齢だし、時代も時代だしってことで、そういうこと抜きでは話が作れなくなってきたんですよね。

『マイ・ブロークン・マリコ』
平庫 物語がどういうところから発生するのかを自分の中で問い直したときに、いろんな人たちが一緒くたに生きているこの社会で起こったことが、互いにバタフライエフェクト的に全部繋がってるんだっていうことがだんだんわかってきて、それを知らないことには上手くなれないなと思ったんですよね、漫画を描くってことが。
それに、これまでふつふつと自分の中にあったいろんな解消したい問題が、そういう構造の中にあるっていうこともだんだんわかってきて。
──社会に目が向くようになったきっかけは?
平庫 担当(編集者)さんです。ほんとに家族ぐるみというか、お子さんとも仲良くさせてもらっていて。
担当さんはお会いするたびにいろんな話をしてくださるので、聞いてるうちに「そんなことが起きてるのか!」って思えるようになってきて、いろんなことを考えるようになりました。本当に人との出会いですよね。私の場合はそれが担当さんだった。
私、世の中で起こってることに対してどういう感情を持ったらいいかが長年わからない人間だったので、担当さんが感情的になっているのを見て「あ、こういうときって怒ったらいいんだ」って気づけるようになっていったんです。
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