KMNZ衣装手がけた「モリオン航空」インタビュー VR時代のファッションとは
2021.07.13
有志の制作した多彩なワールドに趣き、世界中の人と交流できるVRSNS「VRChat」が、大きく注目を集めている。その大きな一因は、ストリーマー・スタンミさんによる配信だろう。
彼が「VRChat」にハマり、配信や動画を通してポジティブ話題を次々に送り出したことで、現在「VRChat」には過去類を見ないほどの新規ユーザーが流入している。
7月後半には「VRChat」内で出会ったユーザー・所場(@105ro8)さんとの微笑ましい交流がさらに注目を集め、その勢いは一層加速しつつある。
本記事では、普段から「VRChat」で遊んでいる筆者(プレイ時間約3000時間、トラストランクはTrusted)が、これまでスタンミさんが「VRChat」でどのような足跡をたどってきたか、そしてスタンミさんの登場によって本当に新規ユーザーが流入しているのかを考察する。
スタンミさんが「VRChat」に関心を示したきっかけは視聴者からのコメントだった。スタンミさんはそれをきっかけに、視聴者から「VRChat」で経験したエピソードを募集。
寄せられた奇妙なエピソードの数々に爆笑しつつも、混沌極まるメタバースの世界への興味を膨らませる。
すると、ほどなくしてVRヘッドセット「Meta Quest 2」を使って現地を訪問するように。多数の人々との交流や、ワールド探索を楽しんでいた。
そんな中、間髪を入れずに行われたのが、視聴者参加型企画「ボイチェン人狼」。「ボイスチェンジャーや特殊な発声を使い、女声で話す男性」か「本物の女性」かを、声だけで判別する企画だ。
突発的な開催にも関わらず、押し寄せた多数の参加者や企画自体の内容の濃さも相まって、ダイジェスト動画の再生数は急増。現在までに82万回以上再生されている。
その後、スタンミさんは急速に「VRChat」へとハマっていく。
出会ったユーザーから教えられたおすすめワールドや、タイミングよく開催されたVRイベント「バーチャルマーケット2024 Summer」を訪問。
ユーザーたちと気さくにふれ合いながら、「VRChat」のカルチャーに触れていった。その様子は配信にも映されており、心底楽しそうな様子がうかがえる。
そして、7月23日の配信で1人のユーザー・所場と運命的な出会いを果たす。
「Wormiesock」という奇妙な風貌のエイリアンのアバターを使い、そのルックスに違わぬ独特な声を持つ所場さんは、初対面からスタンミさんと意気投合。
その愛嬌ある言動も相まって、”謎の宇宙人・所場”の人気は爆発し、ダイジェスト動画はYouTubeの急上昇1位に浮上。再生数も本記事執筆時点で290万回を突破し、スタンミさんのYouTubeチャンネルで最も再生された動画として君臨している。
また7月26日には、所場さんと二人きりで遊ぶ配信を実施。
少年(スタンミさんのアバター)と宇宙人が、ボクシングをしたり、夜の海辺の街で祭りを楽しんだりとただただ楽しげに遊ぶ光景に、1万人を超える視聴者がTwitchに釘付けになった。
これまで、なかなか多くの人に伝わりにくかった「VRChatで気の合う人と童心にかえって遊ぶ」という本質的な魅力を大勢に伝えたこの配信は、各所から絶賛の声が上がっている。
「著名ストリーマーの上陸」から早1ヶ月。いまやスタンミさんは、自分のアバター(市販アバター『バメッサ』のカスタマイズモデル)の魅力を嬉々として語るほど、いちユーザとして「VRChat」を心の底から楽しんでいる。
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