インディーゲーム、VTuber、TRPG…新世紀を切り開く「同人」という魔法
2021.01.27
初代の発売から26周年を迎えた「ポケットモンスター」。
※本校は、2016年に「KAI-YOU.net」に掲載されたものを再構成したもの
クリエイター
この記事の制作者たち
1990年代、日本のRPGはまさに全盛期と呼べる時代でした。
その中でも、ひときわ強い輝きを見せてくれたRPGゲーム『ポケットモンスター 赤・緑』(以下『赤・緑』)が、2022年2月27日をもってめでたく発売26周年を迎えることになりました。
26年前といえば、筆者自身は小学校低学年。世代直撃なだけあって灰色の筐体にかじりついてプレイしていた思い出が今でも強く残っています。
ボクらの世代にとって、『ポケットモンスター』ってどこか特別なゲームですよね。
当時ポケモンを夢中になって遊んでいた子どもの1人として、そして大人になった今でも最新作をプレイしている現役プレイヤーの1人として。
「ボクたちはなぜポケモンの世界に夢中になったのか」
20周年の今、発売当時の思い出を振り返りながら、ボクの思う『赤・緑』の魅力を書いてみたいと思います。
目次
- 赤を買うか、緑を買うか、ちょっと違うよ ▼
- ディグダでマチスを倒す ▼
- 全国の子供に釣り上げられたミュウ ▼
- 現役プレイヤーとして思うこと ▼
- ポケットモンスターは ボクの物語をつくり出せるゲーム ▼
- いよいよ きみの ものがたりの はじまりだ! ▼
出てくるモンスターが少しだけ違う2バージョン同時発売のゲーム。
総勢151匹のモンスターを仲間にして、交換して、戦わせて、図鑑を完成させるゲーム。
『ポケットモンスター』は、発売前からハッキリと「選ぶ楽しさ」を感じさせるものでした。表立った盛り上がりはありませんでしたが、間違いなく全国の子供達は静かで熱い期待を持って発売を待っていました。
1本じゃ完成しない赤と緑のバージョンどちらを選ぼうか──
どんなモンスターを仲間にして、一緒に旅をしようか──
待っている冒険を想像しつつ、ドラゴンのようでカッコいいリザードンの姿に魅せられたボクは赤を選び、発売当日心躍らせながらにゲーム屋さんへと向かったことを覚えています。
しかし、ゲーム屋さんで僕を待っていたのは、売り切れた『赤』の棚と、『緑』という選択肢だけでした。
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