「ヒッピーの集う島」で育まれたラッパーの常識
2020.07.09
今最もドープで、もしかしたらポップで、めちゃくちゃ謎が多い漫画家・usagiさんによるかつてないNetflix限定の映画レビュー。
1960年代のアメリカは空前のヒッピー・ムーヴメントに沸いた。
既成社会の伝統や制度など、それ以前の保守的な男性優位の価値観を否定するカウンターカルチャー/若者文化として、ベトナム戦争への批判などもひっくるめて盛えた。
そんなヒッピーたちが愛好したドラッグが「LSD」であり、地下化学者のティム・スカリーとニコラス・サンドがその製造と流通を手がけて全世界に広がった「オレンジ・サンシャイン」だった。
彼らは何を考えて、どのようにして全世界にサイケデリクスが広がっていったのだろうか。彼らが夢想する「世界平和」はいかにして実現され得るものなのか?
この映画は、当時の映像や再現VTRから成るドキュメンタリー、そして現在の彼らのインタビューという形式をとって、無類のLSD愛好家たちの思想の奥深くまで、潜っていく。
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