ラノベ編集者 三木一馬インタビュー イラストレーターが“青田買い”で潰されないためのサバイブ術
2021.01.25
平面としてのイラスト、立体としてのファッション。
イラストレーターが語る、「ファッションからみるキャラクター」。
クリエイター
この記事の制作者たち
10代でイラストレーターとしてデビューしたloundrawが、2019年にアニメーションスタジオ「FLAT STUDIO」を設立。
2020年にオンラインでの連続対談イベントとして開催された「FLAT STUDIO SESSIONS」では、所縁の深いクリエイターを迎えてそれぞれの創作手法や現代の創作環境を巡る議論が交わされた。
イラストレーターで、ファッションブランド「SAY HEY KID」も立ち上げた雪下まゆを迎えたトークでは、「ファッションからみるキャラクター」を紐解く。
写実的でもありデフォルメでもある境界の曖昧な作風の彼女と、原理原則をおさえた理知的な作風のloundrawが、互いの作品や創作スタイルについて忌憚ない意見を交わす。弱冠20代の才能同士、公私にわたる交流がある両者の議論は、現在のイラストレーションを縁取っている。
聞き手は、花譜やカンザキイオリらを擁する「KAMITSUBAKI STUDIO」を抱えるTHINKRのプロデューサーで、loundrawのマネジメントもつとめる石井龍。
ホスト:loundraw ゲスト:雪下まゆ 司会:石井龍 執筆:ゆがみん
目次
- 大学時代から続く親交
- 「白をあまり使わない」油絵的に描く、雪下まゆのイラスト方法論
- 絵柄の変遷──生っぽく描くか、それとも
- 写実と、「こういう人いるよね」という感覚の差異
- 「オシャレ」や「ハイセンス」とは何か
- 現代の絵描きとファッションには隔たりがある?
- 極論、loundrawくんがセーラー服を着るしかない
──loundrawくんはゲストの雪下まゆさんとは元々友達なんですよね。
loundraw そうですね、数少ない東京の友達の1人ですね。今日はお時間をくださってありがとうございます。
雪下まゆ こちらこそありがとうございます。(会うのは)半年ぶりくらい?
loundraw 半年に一回くらい現状報告をする会があるんですよ。
雪下まゆ なんだろう。知り合ってから徐々にloundrawくんがどんどん忙しくなっていって。大変そうになっていく進化の様子とか聞いてますね(笑)。
loundraw いやいや、忙しくないって話を毎回するじゃん(笑)。
たしか知り合ったのは僕が大学1・2年の時、キャリアのはじめでフォロワーの方が1万人もいなかった頃。偶然仕事で一緒になって。当時はイラストレーターの友だちがいなかったので、それから時間があえばご飯を食べに行くみたいな関係になりました。
──loundrawくんから見た雪下さんってどういうイラストレーターでした?
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