2度の企業所属と独立──VTuber九条林檎が考える「企業勢と個人勢」の違い
2024.06.10
VTuber関連トピックをピックアップし、よりPOPに、より深く掘り下げていく『VTuber経済ニュース』。
最終回のテーマは、VTuberはどのように利益を出しているのか。VTuberに関わるビジネスマンは最後まで読んでほしい。
バーチャルYouTuber(VTuber)関連トピックをピックアップし、よりPOPに、より深く掘り下げていく『
最終回となる第25回は、VTuberのビジネスについて総括する。
VTuberをビジネスとして見た際、VTuberはどのように利益を出しているのか。ここまで25回にわたって掘り下げてきた内容も織り交ぜながら解説する。
ぜひともVTuber、VTuberに関わるビジネスマンは最後まで読んでほしい。
目次
- 動画投稿などで得るプラットフォーム収益
- 手元に残る投げ銭の収益は50~70%
- 広告収益の単価は今後減少する見込み
- 安定した収益が期待できるファンクラブ
- 収益性の高いグッズ販売
- 熱意あるファンの多寡が鍵を握るクラウドファンディング
- 様々な形で開催されるイベントの収益は?
- 活動の主軸にもなる音楽制作
- 大きな資金が動くタイアップ/プロモーション
- VTuberビジネスのリスクとコストを整理
- 最後に「VTuberは文化か、ビジネスか」
産業情報調査会社・QYResearchの調査によると、2021年に16億3,900万ドルだった世界のVTuberの市場規模は、2028年には174億ドルに達すると予測されている。
VTuberを運営する企業の中にはANYCOLOR、カバーといった上場企業も存在し、市場は過熱状態にある。
VTuberの収益源として、インターネットでの活動は要となる。動画共有プラットフォームやSNSで活動し、そこから得られた収益を活動やファンに使い、収入として私生活や趣味に使用する。
動画共有プラットフォームでの活動では、ライブ配信や動画投稿を主に行う。ゲーム実況や「歌ってみた」、雑談、ASMRが現在の配信ジャンルの主力になっているだろう。
2023年現在、VTuberの配信プラットフォームとして主戦場になっているのはYouTubeとTwitchだろう。
さらに、アバターとしてイラストや2Dモデルを活用しIRIAMやREALITYなどで活動する配信者は「Vライバー」と呼ばれ、現在流行の過程にある。
VTuberの収益として、最も知られているものはプラットフォームでの投げ銭(スーパーチャットなど)だろう。
日本経済新聞は2020年11月に「Vチューバー、雑談で1億円 投げ銭世界トップ3独占」というタイトルで記事を投稿。
当時、VTuberのファンダムに限らず、世間も惹きつけた。しかし、あまりに端折られた「雑談で1億円」というタイトルは広く勘違いも呼び「VTuberは雑談をするだけで1億円稼げる」と思う者もいた。
実際のところは、ファンが投げ銭をした額すべてがVTuberの手元に残るわけではない。
プラットフォーム、投げ銭をするユーザーの支払い方法に応じた手数料、事務所に所属していた場合は事務手数料を差し引かれて、手元に残るのは50~70%ほどになるという(参考)。
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減らないVTuberの活動休止について、根本的な原因を九条林檎さんに聞きました。推しのVTuberがいる方は、ぜひ読んでもらいたい内容です。