「イラストが金を生み出す」という夢が弾けた時代に──若手イラストレーターの壁と突破口
2025.01.11
勃興する自主制作アニメーション。今、熱が高まっているその中心にいるのは、一人の気鋭アニメーターだった。
※本稿は、2020年6月に「KAI-YOU.net」で掲載した記事を再構成したもの
クリエイター
この記事の制作者たち
若手個人アニメーション作家の1人として知られる2000年生まれの新鋭・こむぎこ2000さん。
ノスタルジーを感じさせる色づかいや、手づくり感溢れるタッチで描き出されたアニメーションやイラスト。それらに魅了されるファンは多い。
Twitterではハッシュタグ「#indie_anime」(外部リンク)を使って、自主制作アニメを拡散する「自主制作アニメーション部」を旗揚げ。
自身のYouTubeでは初心者向けのイラスト講座も行うなど、自主制作アニメをつくるクリエイターのコミュニティを活性化すべく、積極的に活動している。
「アニメーション制作で一番頭を使うのはリソース配分」と語る弱冠19歳のアニメーション作家。彼がなぜ自主制作アニメのコミュニティ活性化に尽力するのか、個人作家としての将来のビジョンと共に話を聞いた。
目次
- アニメーター・こむぎこ2000は、『君の名は。』から始まった。
- コミュニティの活性化に尽力する理由
- 「こむぎこ2000」の名前を一躍広めた「ジャイアントキリング」
- 個人作家にとって必要なこと

──イラストやアニメーションの制作を始めたきっかけは何ですか?
こむぎこ2000 2016年に公開された新海誠監督の映画『君の名は。』を観たことがきっかけです。公開日に観に行って、その日から絵を描き始めました。
もともとアニメーションをつくることが目的でイラストを描き始めたのですが、実際にアニメーション制作を始めたのは案外遅くて、初めて自主制作アニメを完成させたのは2018年9月です。
──その過程でイラストやアニメーションに関わる知識はどのように学んでいったのでしょうか?
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