ダズビーが語る日韓の歌い手文化 “歌い手”から“アーティスト”を目指して
2023.04.19
カラオケのDAMに新ジャンル「VTuber」が新設された。その背景についてのDAM担当者のコメントとともに、カラオケとVTuberについて掘り下げる。
バーチャルYouTuber(VTuber)関連トピックを毎週ピックアップし、よりPOPに、より深く掘り下げていく『週刊VTuber経済ニュース』。
第7回は、VTuberとカラオケについても解説していく。
目次
- "DAM"の検索ジャンルに「VTuber」が登場
- VTuberジャンルに入った曲を解析
- カラオケ追加はキャンペーンとリクエスト次第?
- カラオケで歌うと、どれくらいVTuberに貢献できるのか?
- 歌ってみた配信のカラオケ音源導入もすすむ
4月17日、通信カラオケ・DAMを提供する株式会社第一興商は、カラオケの予約機能を備えた電子目次本、通称「デンモク」に検索ジャンルに「VTuber」を追加すると発表した。
これまでVOCALOIDやアニメ(アニソン)・ゲームといった検索ジャンルが存在しており、様々なジャンルに区分されていた。今後VTuberによる楽曲は統一して区分されることになる。
背景には、VTuber音楽シーンの拡大による楽曲やアーティストの増加がある。編集部の取材に対して、第一興商の担当者は「VTuberをジャンル化するに至った経緯」についてこうコメントしている。
2017年ごろからVTuberの楽曲が徐々に歌われ始め、それにともなって弊社でも配信曲が多くなりました。ジャンルとして一覧でわかりやすく表示することで、お客様にVTuberの楽曲を簡単に選んでいただけるよう新設しました。
2023年1月下旬から、直近での約3ヶ月でDAMのVTuberジャンルとして配信された楽曲は165曲。今回、筆者はこれら楽曲を独自に分析した。
新たに配信された165曲の中で最も多かったVTuber(グループ・ユニット楽曲を含めず)は、森カリオペさんが最多で(客演1曲を含め)13曲だった。続いて、叶さん(9曲)。同率でさくらみこさん/尾丸ポルカさん/星川サラさんの7曲が3番目に多かった。
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