編集未経験、「好き」の一点突破でブチ上げたお笑い誌 『芸人芸人芸人』編集長・福田駿
2020.05.08
クリエイター
この記事の制作者たち
お笑い界随一のおもちゃフリークである宮下草薙・宮下兼史鷹の豊富な知識と迸る情熱をお届けする本連載。前回に引き続き、卓上ゲームとパズルに強いおもちゃメーカー、ハナヤマについて語り尽くす。
今回は宮下が思わず嫉妬したというハナヤマの発想力にフォーカスした製品を紹介。また、終盤では完全におもちゃ業界の内側の人間として、熱く業界の問題意識を語った。その姿を通して彼のおもちゃ哲学の片鱗に触れてほしい。
目次
- アイデア掻き立てられるハナヤマのおもちゃ
- 悔しさと怖さすら覚える「エクストリーム将棋」の発想
- “ギャンブルがいらない”、夢のおもちゃ
- 「オーソドックス」をつくり続ける気概

前回ご紹介した「はずる」「プッシュ4」はともに、ルールはシンプルなのに奥深い、理想的なアイデア商品といえます。
自分もおもちゃ屋さんで働いていた者として、ハナヤマさんのおもちゃで遊んでいると想像を掻き立てられるんですよね。例えば「はずる」だったら、自分も何か革新的な知恵の輪をつくりたくなるんです。
めちゃくちゃ重たい知恵の輪をつくって脳と同時に筋肉も鍛えられます、みたいなのはどうかなとか。(なかやま)きんに君さん、イメージキャラクターやってくれないかな(笑)。僕が実際プレイしてマッチョになったら説得力あるんですけどね。ダンベルモチーフにして、値段はあえて3万円くらいに……(以下、構想を語り続ける)
こんな感じで日々新しいおもちゃを夢想している僕ですが、ハナヤマさんの製品でも特に「やられた!」というか、「俺が思いつきたかった!」と悔しさがこみあげたものがあります。

これがその画期的なアイデアの製品、「エクストリーム将棋」です。ベースは将棋ですがいろいろとアレンジがされていて、テーマは「いきなり最終局面」。
盤の形と駒の組み合わせにアレンジがされているのが特徴で、盤も駒もカードを引いてランダムに決めます。盤は細長かったり曲がりくねっていたりと癖のあるものが多く、盤によって戦法がガラッと変わるんです。そのうえで、使える駒もそのときどきで違う。
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