編集未経験、「好き」の一点突破でブチ上げたお笑い誌 『芸人芸人芸人』編集長・福田駿
2020.05.08
クリエイター
この記事の制作者たち
毎回、宮下草薙・宮下兼史鷹が偏愛するおもちゃへの思いを熱く語り尽くす本連載。今回のテーマは「遊戯王 マスターデュエル」。ときに仕事よりも遊戯王の大会を優先してしまうほどのガチ勢・宮下の視点から、ファン待望のゲームの奥深い世界を語ってもらう。
目次
- カムバック決闘者続出のマスターデュエル
- 紙とデジタルの絶妙な融合具合
- 遊戯王、熾烈な環境変化の現在地
- 闇落ちしての先行展開型デッキ、プラチナTier1での連勝街道
- 後攻、その先へ──
歴史が新たな段階に突入しましたね!本日語っていきたいのは「遊戯王 マスターデュエル」です。2月にリリースされたばかりで、今一番ホットなゲームの1つと言えるでしょう。
遊戯王のゲームというとこれまでは「遊戯王 デュエルリンクス」でしたが、デュエルリンクスは紙の『遊戯王 デュエルモンスターズ』とはルールが違う別物なんです。マスターデュエルは紙の遊戯王と同じルールのゲームがスマホでできるということで、巷の決闘者(デュエリスト)たちを熱中させています。
それに、子供の頃に遊戯王をやっていた人がマスターデュエルをきっかけとして20数年ぶりにカムバックする、というケースもよく聞く話です。いろんな理由があって初心者やブランクがある人にも勧めやすいんですよね。僕も相方の草薙に勧めて一緒に遊んでます。

おすすめポイントはいくつもあるんですが、初心者やブランクがある人にとっては、ゲーム開始時にジェムが手に入れやすくなっているので、さくさく進められるのは大きいと思いますね。
ジェムはゲーム内で通貨のような役割を果たすものなんですが、これが課金なしでも貯まりやすいので、割とすぐに1つ自分好みのデッキを構築することができると思います。ルールを学べるチュートリアルも親切設計で内容に無駄がなくて本当に調度いい。しかもチュートリアルをプレイしてもジェムがもらえるんです。
ネットにおすすめのデッキを紹介するサイトがいくつもあるので、それらを参考に自分の理想のデッキを考えたら、ジェムを使ってカードを集めていきましょう!
長年遊戯王で遊んできた身からすると、マスターデュエルのグッとくるところは何より無駄がなく、ただただ再現度が高いということに尽きます。決闘者たちは本当に遊戯王が大好きなので、ゲームでもなるべく紙と同じ体験をしたいわけです。ただゲームをつくってる身からすると演出に凝りたくなったり、何か新しい要素を追加したりということをしたくなるんだと思うんです。でも、マスターデュエルではそういうものが最小限に抑えられている。
例えば、カードを出したときにモンスターが現れるムービーは、一部のエース級カードのときだけの演出で。それもごく短い、本当にいい塩梅なんですよ。やりこんでるデュエリストからしたらサクサク対戦を進めたいから、プレイアビリティを突き詰めて考えてくれていると感じます。
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