若いオタクはアニメからVTuberに流れたのか? 7つのポイントから考察
2022.07.31
クリエイター
この記事の制作者たち
生粋のおもちゃ狂として知られるお笑いコンビ・宮下草薙の宮下兼史鷹。KAI-YOU Premiumでは、宮下に毎回1つのおもちゃを取り上げ存分に語ってもらう連載を更新中。
前回の中編記事では『月刊コロコロコミック』編集長の秋本武英を対談相手に迎え、 おもちゃ成熟期の2000年代とコロコロ流のホビー哲学を紐解いた。
コロコロ出張編のラストとなる今回は、2010年代の“ホビーの特異点”妖怪ウォッチと、これからのホビーを語る。おもちゃ屋で働く宮下が肌で感じた妖怪ウォッチの熱狂、秋本が語る妖怪ウォッチ爆発のメカニズム、加速度的に変容する時代でのホビーの向かう先とは。
構成:LIT_JAPAN 取材・編集:和田拓也 撮影:鈴木大喜
目次
- 2010年代の"バケモノ”おもちゃ『妖怪ウォッチ』爆発のメカニズム
- 「自分の子ども心を問う」 大人が追う子どもの熱狂
- コロナ以降、令和のホビーとコロコロコミック
──2010年代は、ちょうど宮下さんが中古おもちゃ屋さんでバイトをしていた時期とも重なりますよね。
宮下兼史鷹(以下、宮下) やっぱりあの時期は妖怪ウォッチがとんでもなかったですよね。
秋本武英(以下、秋本) あれは妖怪であり、バケモンでもありましたよ(笑)。
宮下 本体のDX妖怪ウォッチは新品では手に入らなかったし、中古でも新品を上回るような価格で売られてました。妖怪ウォッチを置いてるゾーンにはずーっと子どもがいましたし、流行を肌で感じてましたね。
秋本 どこのお店に行っても主題歌が流れてましたしね。
宮下 妖怪ウォッチがすごかったのは、純粋に子どもたちの中で大流行してたところなんですよ。
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