編集未経験、「好き」の一点突破でブチ上げたお笑い誌 『芸人芸人芸人』編集長・福田駿
2020.05.08
クリエイター
この記事の制作者たち
お笑い界随一のおもちゃフリークである宮下草薙・宮下兼史鷹の豊富な知識と迸る情熱をお届けする本連載。前回に引き続きテーマは携帯ゲーム機「Steam Deck」について。
今回は、マニアから熱烈な評価を受けている名作、宮下夫妻が愛してやまないインディーゲーム、そして意外すぎるチョイスのエロゲーと、幅広いラインナップについて語っていく。
目次
- 新たなジャンルをつくり上げた名作
- 間違いなく神ゲー
- 異色のエロゲーでボロボロ泣いた
- Steam Deckは、こんな人にうってつけのガジェット
Steam Deckについて語るならこれは外せないなと思うのが『Vampire Survivors(ヴァンパイア・サヴァイヴァーズ)』、通称ヴァンサバです。
Steam界隈でとても有名な作品です。とにかく高い評価を受けていて、ものすっごくおもしろいんですよ。でも、普段ゲームをやらない人がイメージするような「評価されているゲーム」像とはかなり違ったものだと思います。
画面はこんな感じ。2Dのレトロな雰囲気で音楽もなんとも懐かしい感じです。

で、やることは方向キーで移動することだけなんです。攻撃はオートなので、本当に十字キーだけでできるゲーム。それでなんでほうぼうから評価されてるの?って思うじゃないですか。本当に説明が難しいんですが、これが本当によくできていて、ものすごく奥深いゲームなんですよ。
「これだけでこんなにおもしろいんだな」というより「ゲームってこれがおもしろいんだな」というか。これでいいんだ、という発見がありましたね。グラフィックが綺麗なわけじゃない。ストーリーも何もない。なくていいんだっていう。
他の要素で凝ったことをしていない分、システム面のおもしろさがダイレクトに来るんですよね。これほど「やってみないとわからない」ものを僕はほかに知りません。
この作品がゲーム界に与えた衝撃ってものすごくて、のちに「ヴァンサヴァライク」と呼ばれる、ヴァンサバの設計思想に影響を受けたゲームがたくさん出てきます。1つのジャンルをぶっ立てるくらいインパクトのある存在ってことなんです。

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